プロフィール

ヘスス・カルモナ

Jesús Carmona
フラメンコダンサー,振付師

「フラメンコの鬼才」
    NYタイムズ紙

ブノワ賞(2021)
スペイン国家舞踊賞(2020)
ラテンUKアワード(2018)
Netflix『マリンチェ:ミュージカルの舞台裏』に出演中

 驚異のテクニックと洗練された華やかさで世界中を熱狂させるフラメンコダンサー・振付師。バルセロナ出身。10代半ばから著名ダンサーのカンパニーで実績を積んだ後、スペイン舞踊の最高峰・スペイン国立バレエ団に入団。ファーストソリストとして活躍するが、創作への思いに駆られ退団。以降は自身のカンパニーを立ち上げ、ダンサー/振付師として精力的に作品を発表し続けている。
 フラメンコのみならずクラシコ・エスパニョール、ホタなどの民族舞踊、バレエやコンテンポラリーの要素を自在に操り、独自の世界を展開。スペイン国内の主要なフェスティバルや海外公演も多数。彼の驚異的な身体能力とクリエイターとしての才能は、”ダンスとしてのフラメンコ”に技術・芸術の両面で飛躍的で進化をもたらした。彼に続く世代への影響は計り知れない。
 2022年にはスペイン国立バレエ団の新作「AURORA」を振付け。同年公開されたミュージカル「マリンチェ」にはダンサー・振付師として参加。様々なジャンルのアーティストが入り混じるなかでも圧倒的な存在感を示している。Netflix「マリンチェ:ミュージカルの舞台裏」では迫力のダンスシーンをご覧頂けるので、ぜひチェックしていただきたい。

ホセ・バレンシア

José Valencia
カンタオール(フラメンコ歌手)


バルセロナ生まれ。カンタオール(フラメンコの歌手)としての第一歩は、出身地で叔父のルイス・デ・レブリハのサポートのもと、わずか5歳でソレアを歌ったとき*。
セビリアのビエナルにおいて4部門のヒラルディージョ賞を受賞。(新人賞、伴奏歌手部門、歌手ソリスト部門、魅惑の瞬間賞)ヒラルディージョ賞はフラメンコの世界では最も重要な賞として認識されており、4つものヒラルディージョ賞を獲得した人は他にいない。

CD
「SOLO FLAMENCO(2012)」
「DIRECTO CD/DVD(2015)2014年ビエナルのライブ収録」
「LA ALTA TORRE(2019)」

*ソレアは「フラメンコの母」と呼ばれる曲の形式。人生の悲哀や孤独の感情をゆったりと深みのある曲調で歌う。

フアン・レケーナ

Juan Requena
ギタリスト,作曲家

 現在、最も出演依頼の殺到するギタリストであり、特に伴奏ギタリストとしては最も重要な人物の一人。

 歌手との共演は、ドゥケンデ、ポティート、ダビ・ラゴス、エル・ロンドロ、ホセ・アントニオ・カルモナ、ラファエル・デ・ウトレラ、ラ・タナ、アルカンヘル、レメディオス・アマジャ、ホセ・バレンシア、ラ・ファビ、ホアン・ホセ・アマドール、ペドロ・エル・グラナイーノ等。
 ダンサーとは共演は、パストーラ・ガルバン、マリア・モレノ、マヌエラ・カラスコ、ファルキート、ラ・モネタ、ダニエル・ナバーロ、パトリシア・ゲレーロ、ホアキン・グリロ、イスラエル・ガルバン、ロシオ・モリーナ等。

2012年ヒラルディージョ賞を伴奏ギタリスト部門で受賞。
CDは「Arroyo de la Miel (2015)」をリリース。
2022年、自身の劇場公演「Cenachería」を上演。
カルロス・サウラ監督の映画「フラメンコ・フラメンコ」に出演。
他のアーティストのCDにもギタリストとして数多く参加。(ホセ・バレンシア、ホセ・アンヘル・カルモナ、ヘスス・コルバチョ、マニエル・パリージャ等)